昭和4年、八日市場に生まれ育った。
父親が警察官であったため駐在所を移り住みながらの小学校生活だった。
やがて、佐倉市新町に本籍を構え生活雑貨店として落ち着く。
この年の4月に子供が生まれ、顔を見ると守りに入る、だからその前に決心したい。
三度の飯が、二度になっても着いてきてくれるか?と創業者は妻に尋ねた。
妻は首を縦に振った。そして、二人は脱サラで商売を始める決心をした。
親兄弟、友人も皆、おまえは商売には絶対むかないと言われる中、同じ一生なら、多くの人と関わりたい…
それには商売だと心に強く抱き、やがて大きく飛躍する第一歩となった。
井水会発足の経緯
夕方になると仕事帰りにお客さまが、よく来社されるようになり、お茶を一杯飲んでから帰宅する…そんな習慣になっていきました。
お客様がお互いに話すことなく、お茶して帰るのを見て…これでは勿体無いと会を発足することにしました。
年に一度、新年会として宴会を開催してお客様同士情報交換し懇親を深め、更に仕事のやり取りをして助け合っていけたらとスタート致しました。(昭和39年)
今では、若き経営者、継承者を対象に工場見学会を中心とした見聞を広める研修会も併せて開催されています。